京都天橋立のパワースポット・元伊勢籠神社

京都天橋立のパワースポット、元伊勢籠神社について

京都天橋立のパワースポットとして有名な元伊勢籠神社このじんじゃ

籠神社は奈良時代に丹後の国の一の宮となり、平安時代の「延喜式」には名神大社となり、さらに山陰道唯一の大社であるという、最高の社格と由緒を誇っている神社です。

この由緒ある元伊勢籠神社について、籠神社にお祀りされている神様、籠神社の「元伊勢」の意味、籠神社の社名の由来、籠神社の見どころなどをそれぞれまとめました。

籠神社にお祀りされている神様

京都天橋立のパワースポット、元伊勢籠神社について

籠神社にお祀りされている神様は彦火明命ひこほあかりのみことです。

天照国照彦火明命あまてるくにてるひこほあかりのみことともいい、天孫邇邇藝命てんそんににぎのみことの兄弟にあたります。

彦火明命ひこほあかりのみことは天祖から息津鏡おきつかがみ辺津鏡へつかがみを贈られ、海の奥宮である冠島かんむりじまに降臨し、丹後・丹波地方に養蚕や稲作を広め開拓した神様とされます。

神が宿る島、冠島沓島遥拝所(かんむりじまくつじまようはいじょ)について

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天祖から贈られたとされる息津鏡おきつかがみ辺津鏡へつかがみは実在しており、神宝として元伊勢の祀職海部氏が当主から次の当主へと代替わりごとに口伝をもって2000年にわたって(!)厳重に伝えられてきました。

一緒にお祀りされている神様は、豊受大神とようけおおかみ天照大神あまてらすおおかみ海神わたつみのかみ、そして天水分神あめのみくまりのかみになります。

籠神社の「元伊勢」の意味とは

京都天橋立のパワースポット、元伊勢籠神社について

籠神社の前に「元伊勢」とつけられる理由は、伊勢神宮にお祀りされている天照大神あまてらすおおかみ豊受大神とようけおおかみが籠神社から伊勢神宮に移されたという故事から「元伊勢」とよばれるようになったようです。

神様が治めていたというとても昔から、奥宮のある真名井原に匏宮よさのみやとして豊受大神とようけおおかみをお祀りしていました。

その後、第10代崇神天皇の御代に天照大神あまてらすおおかみが倭国笠縫邑かさぬいむらからお遷りになり、天照大神あまてらすおおかみ豊受大神とようけおおかみ吉佐宮よさのみやという宮号で4年間一緒にお祀りしていたそうです。

それからまた、第11代垂仁天皇の御代に天照大神あまてらすおおかみが、第21代 雄略天皇の御代に豊受大神とようけおおかみがそれぞれ伊勢にお遷りになりました。

そのため、籠神社は伊勢神宮内宮の元宮、更に外宮の元宮という意味で「元伊勢」と呼ばれているのです。

籠神社の社名の由来とは

奥宮真名井神社

籠神社は「かごじんじゃ」とよんでしまいそうですが、「このじんじゃ」とよみます。

籠神社は天照大神あまてらすおおかみ豊受大神とようけおおかみが伊勢にお遷りされたあと、養老3年、本宮を奥宮真名井神社から現在のある籠神社へとお遷しされました。

京都天橋立のパワースポット、元伊勢籠神社の奥宮・真名井神社について

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そして同時に、社名を吉佐宮よさのみやから籠宮このみやと改め、天孫彦火明命ひこほあかりのみことを主祭神としてお祀りしました。

なぜ「籠宮このみや」という社名になったかというと、主祭神である彦火明命ひこほあかりのみことが、竹で編んだ籠の船に乗って、海神の宮(龍宮・常世)に行かれたとの故事により、社名を「籠宮このみや」としたそうです。

旧社名の匏宮の「よさ」と吉佐宮の「吉佐よさ」という宮号は現在も郡名(与謝郡)や海の名称(与謝の海)となって継承されています。

籠神社の見どころ

籠神社の見所:魔除けの石造狛犬(鎌倉時代)

魔除けの石造狛犬(鎌倉時代)

籠神社にある狛犬は、鎌倉時代の名作として重要文化財に指定されています。

この狛犬にはちょっとした逸話があり、その昔、この狛犬は作者の魂がこもって天橋立に暴れ出て通行人を驚かせていたそうです。

そこに、仇討ちのために当地を訪れていた岩見重太郎が一夜待ち伏せ、剛刀で狛犬の脚に一太刀浴びせたところ、それ以来ちゃんと社頭に還り、「魔除けの狛犬」として霊験あらたかになったというのです。

その刀傷が、阿形の狛犬の右前脚に今も残っています。

籠神社へ行ったらお参りの前に、狛犬の右足に注目してみてください。

神社建築最古の様式

籠神社の本殿は、伊勢神宮と同じ神明造りで、勝男木は十本、千木は内そぎになっています。

とくに注目したいのは、高欄上の五色(青、黄、赤、白、黒)の座玉すえたまです。

この五色の座玉すえたまは、伊勢神宮の正殿と籠神社以外にはないもので、神社建築史上とても貴重なものとされています。

神明造りのお社は他にもありますが、その規模・様式ともに伊勢神宮正殿の様式に似ているお社は籠神社以外にはなく、伊勢神宮と籠神社の深いつながりを示しています。

また、籠神社の境内は写真撮影禁止です。

籠神社は本殿の前に柵が設けられているので周りを歩くことはできませんが、柵の近くに行き、横から本殿を覗くかたちでみると、5色の座玉がよくみえます。

水琴窟すいきんくつ

籠神社の境内、向かって左側に、地下を流れる水の音を聞くことができる水琴窟すいきんくつがあります。

水琴窟の水の音は、たいてい1粒、2粒の水の音が響いて聞こえますが、籠神社の水琴窟は水滴が落ちる数が多いのか、メロディーのように不思議な音色が聞こえます。

龍のように石が連なっている間に竹筒があります。ぜひ耳を近づけて水の音色を聞いてみてください。ずっと聞いていたくなる音色です。

籠神社へのアクセス

籠神社へのアクセス

私が籠神社へ行ったときは、天野橋立駅から天橋立にある天橋立神社をお参りしてから籠神社へ行きました。お散歩がてらゆっくり歩いていきましたが、徒歩だと約1時間。帰りは観光船を利用して天橋立駅まで帰りました。

しかし本来、天橋立駅から籠神社へ行くには3つのアクセス方法があります。

天野橋立駅から天橋立を通って行く方法

天橋立にある3つの神社を巡る「天橋立三社参り」をするなら、天橋立の道中にある天野橋立神社へ行くのははずせません。

天橋立は約3.6km。

徒歩で約1時間、自転車だと約20分かかります。

駅前にレンタサイクルショップが何店舗かあり、2時間400円ほどで自転車は借りられます。

天橋立駅から観光船を利用する方法

天橋立駅のすぐ近く、天橋立桟橋から一の宮桟橋(籠神社側)まで便利な海上交通として観光船が運航しています。

天橋立桟橋から一の宮桟橋まで大人片道600円(往復1,000円)で約12分。

後ろのデッキからカモメにエサ(かっぱえびせん)をあげるのがとっても楽しいので片道だけでも観光船に乗るのがおすすめです。

天橋立駅から路線バスを利用する方法

印象として、天野橋立駅から路線バスを利用して籠神社へ行く人は少ないのではないかなと思います。

伊根線5番/蒲入線7・8番/経ヶ峰線9番で天橋立駅から天橋立元伊勢籠神社前まで乗車時間約40分。籠神社前から徒歩3分かかります。

住所〒629-2242 京都府宮津市字大垣430
TEL0772-27-0006
FAX0772-27-1582
開門時間午前7時~午後5時
電話受付・授与所開設時間午前8時~閉門まで
※季節、天候などにより変更する場合あり
URLhttps://www.motoise.jp/

※掲載情報は最終更新日時点のものです。

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