Classical Music
by Journal Clip

ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト

ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト
Wolfgang Amadeus Mozart
(1756-1791)

どんなジャンルでもオールマイティにこなす、天真爛漫な天才。しかし、才能があっても恵まれなかった哀愁の漂う天才という一面も。26歳のときに結婚し、6人の子どもをもうけた。

モーツァルトの生涯

モーツァルトの作品

モーツァルトの作品は、ベートーヴェンのようにまじめな音楽が重んじられる時代においてはあまり高い評価を得られず、無視される存在だった。その後、徐々に評価され人気も高まる。

オペラ

少年のころから天才児として名をはせていたモーツァルト。実際にプロの作曲家として興行的に当たる作品を生みはじめたのは30歳ごろから。

フィガロの結婚

モーツァルトの名を高めた作品。なんでも屋のフィガロの結婚を巡る貴族たちのドタバタ劇。どこまでも明るい音楽が魅力。

ドン・ジョヴァンニ

女を次から次へと抱いては捨ててゆく希代の色男、ドン・ジョバンニの背徳的な人生を描いたオペラ。暗い素材ながらロマン派の音楽を彷彿とさせる力作。

魔的

ドイツ語の歌芝居、ジングシュピール。現在ミュージカルのような、芝居と歌とが混じり合った大衆娯楽劇。おとぎ話の世界の不思議な楽しさいっぱいの名作。

協奏曲

モーツァルトは20代半ば以降、モーツァルトはフリーの作曲家として生きるため、自作発表のコンサートを定期的に開き、そこでオーケストラをバックにピアノを披露するために多くのピアノ協奏曲を書いている。

交響曲

モーツアルトの交響曲は番号付きのもので41曲。最後の41番ハ長調は壮大で威厳に満ちた大作で最高神「ジュピター」の名でよばれる。

管弦楽団

モーツアルトの時代はオーケストラ(管弦楽)といっても、小さなストリングス(管楽器)から野外で演奏するような管楽器のアンサンブルまでいろいろ。セレナード(恋人や貴族のために野外で演奏される夕べの音楽)は大小13曲ほど書いている。

第13番 アイネ・クライネ・ナハトムジーク(小夜曲)

19世紀まではマイナーな存在で、20世紀に入ってから有名になった曲。(この曲のどの楽章もレコードの片面の長さとぴったりだったとか)モーツァルトは作品の情報を記した目録をつけており、その目録によるとこの曲は全5楽章。自筆譜の一部が失われた原因は不明。

室内楽曲

室内楽は、先輩の大作曲家ハイドンに献呈した弦楽四重奏曲「ハイドン・セット第14~19」のほか、さまざまな編成のものが書かれている。

弦楽五重奏曲第4番ト短調

「疾走する悲しみ。涙は追いつけない」という言葉とともに日本で人気。

トルコ行進曲

きらきら星変奏曲

声楽曲

アヴェ・ヴェルム・コルプス(まことのお体)

短いながら天国的な珠玉の名曲。

レクイエム

モーツァルトの絶筆となった未完の作品。

参考文献

『知識ゼロからの世界の10大作曲家入門』
吉松 隆(幻冬舎)