My Book Review

食べないダイエットはもう古い。
『世界一の美女になるダイエット』を読んで
今日口にする食べ物が、健康や美容に大きくかかわっているのは周知の事実です。
では、どの食べ物が体によくて、どの食べ物が体に悪いの?となると、自信をもって答えられる人は少ないのではないでしょうか。
2009年、ミス・ユニバース・ジャパン公式栄養コンサルタントが書いた本が話題となりました。
その名も『世界一の美女になるダイエット』。
この本は、世界一の美女を育ててきたミス・ユニバース・ジャパンの栄養コンサルタント、エリア・アンギャルが、美しくなるための食事のルールを紹介している本です。
美しい人は、何を食べ、何を食べないのか?
美しい人は、食べないダイエットではなく、賢くしっかり食べて、美の土台を作っている―…
この本が発売された当時、若かった私は食べ物が大切だという認識はあるものの、そのレベルといえば…
なんか清涼飲料水にはお砂糖がいっぱい入っているらしい。
なんかナッツが体にいいらしい。
やっぱり和食が一番。
…知らんけど。
というなんともかんともなレベル。
そんな若かりし私にとって、この本は美容にまつわる栄養の基本を教えてくれたバイブル的な本です。
美容(健康)のために、何を食べ、何を食べるのを避けるべきか。
「ふわふわ」「とろとろ」
スイーツは完全な敵。『世界一の美女になるダイエット』
アイスクリームは、
老化を進めるかわいい悪魔。『世界一の美女になるダイエット』
甘いものが好きな私にとって、グサッと突き刺さる言葉が並んでいるなか、私が意識して摂取しなければいけないなと感じたのがこちら。
・オメガ3…EPA、DHA、アルファ・リノレン酸などが代表的
(できるだけ摂取したい脂肪酸)
- サーモン、マグロ、イワシ、サバ、ブリ、サンマなど
- 亜麻仁油
- 大豆製品(豆腐など)
- クルミ
- ケール
- ほうれん草
- からし菜
・オメガ9…オレイン酸が代表的
(悪玉コレステロールを減らし、善玉コレステロールを増やす。美肌のためにも)
- オリーブオイル
- アボカド
- アーモンド
- ゴマ油
- アサイー
- ピーカンナッツ
- ピスタチオ
- カシューナッツ
- ヘーゼルナッツ
- マカダミアナッツ
この本を読んだおかげで、ふわふわ♡なケーキを食べたり、コッテコテのスナック菓子を食べたら、後日、甘いものを控えたり、ヘルシーな食事を心がけたり…と辻褄を合わせるような食事を意識して摂るようになりました。
私は世界一の美女を目指しているわけではないので、6~7割できていたらヨシとしています。
タイトルがタイトルなので、ちょっとレジへ持って行くのにためらいがありましたが、結果的にブームに乗って購入してよかったなと思います。
「いま口にしたものが、10年後のあなたを決める」
最近荒れた食事をしているなぁと思ったとき、ピシッと引き締めてくれる本です。
この本は
- 美容に興味がある人
- 食生活を見直したい人
におすすめの1冊です。