My Book Review

大阪人の格言 苦しいときこそ笑わなアカン!

名言か迷言か。
『大阪人の格言 苦しいときこそ笑わなアカン!』を読んで

何も考えず衝動買いする本は決まって「(ネタ的に)おもしろそうな本」。

この本もそんな衝動買いをした1冊です。

『大阪人の格言 苦しいときこそ笑わなアカン!』

この本はどんなときでも笑いを忘れず、毎日を愉快に生きる大阪人の爆笑と感動の格言(?)を収録した本です。

うちは右手一本で車止められるねん
(大阪のオバチャンは何でもできる)

『大阪人の格言 苦しいときこそ笑わなアカン!』

大吉出るまでおみくじ引き続けんかい
(小さな幸せで満足するな)

『大阪人の格言 苦しいときこそ笑わなアカン!』

お前のサイフ男前やなあ
(おごってくれてありがとう)

『大阪人の格言 苦しいときこそ笑わなアカン!』

こんな調子で『大阪人の格言』には、「THE大阪」な感じがする言葉がなんと165語も収録されています。

その165語のなかで私が好きな格言がこちら。

売り言葉に花言葉や
(柳に風)

『大阪人の格言 苦しいときこそ笑わなアカン!』

たぶん宇宙から来た人やろ
それでええがな
(どんな人も受け入れてあげよう)

『大阪人の格言 苦しいときこそ笑わなアカン!』

出世魚も最後は刺身や
(諸行無常)

『大阪人の格言 苦しいときこそ笑わなアカン!』

特に「出世魚も最後は刺身や」という言葉は、人生の無常をグッと身近に引き寄せたユーモアある格言だと思います。

どうせ最後は刺身になる身なら、うだうだ考えている時間がもったいない。

人生を目一杯楽しんでやろうじゃないか、とちょっと吹っ切れた気分になります。

ちなみに『大阪人の格言』とありますが、大阪の人が全員こんなコテコテの話し方でコテコテの話術を持っているわけでないので、あんまり「大阪人」に期待しすぎてはいけません。(ごく一部の人に限ります)

この本は

そんなときにおすすめの1冊です。

『大阪人の格言 苦しいときこそ笑わなアカン!』
小杉ぎんなん(徳間文庫)